歯列矯正治療の流れ

歯列矯正治療においては、治療方法は担当する医師の方針によって違うことはありますが、全体の流れはどこもほとんど同じです。大雑把な流れを書きだしてみると「相談前の情報収集」「矯正相談と注意事項の説明」「精密検査」「治療開始」「治療終了」となります。実際に治療が始まってしまうと、なかなか簡単には治療担当医師を変更することはできにくくなるので、事前の情報収集や相談時の納得が大きなポイントとなってきます。
まず、歯列矯正治療に関する情報を収集することが、歯列矯正治療の最初のフェーズです。予備知識ゼロでももちろん歯列矯正治療を受けることは可能ですが、現在は歯科医師あまりの時代とも言われており、かなり歯科医師も千差万別です。そのため、的確な治療をしてくれる歯科医師選びには、患者さん側がきちんと知識を持って選べるようにしていくことが大切になってきます。
まず情報収集の手段として手軽なのが、実際にその医院を利用した人に話を聞いてみることです。また、目的の歯科医院でなくても歯列矯正治療の経験者に、どのような方法で治療をされたかを詳しく聞いてみるとかなり比較の時の参考になります。
現在、歯列矯正治療を経験したことのある人はかなりの数になります。ですが、その治療を受けた時期によって、治療方法には大きな違いがでてしまっていることもあるでしょう。まず成功した人や失敗した人など、できるだけ多くの人の声を聞いてみることから始めてください。